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脊椎・脊髄先進医療センター
脊椎・脊髄先進医療センターについて
当センターでは、脊椎や脊髄の疾患・損傷など、いわゆる「せぼね」や脊髄の病気・怪我に対して先進的かつ包括的な治療を行います。対象となる疾患・損傷は、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊柱変形(側弯症、後弯症)、頚椎後縦靱帯骨化症・頚髄症、骨粗鬆症、変形性脊椎症、圧迫骨折、脊椎・脊髄損傷、などです。その大きな特徴は、次の2点です。
先進機器・技術による診断・治療(手術)
診断や手術のための先進機器を有し、安全かつ確実な治療(手術)を行います。脊髄機能評価装置により脊髄機能を電気学的に正確に診断します。この機器は高難度の脊髄手術を安全に行う際にも有用な役割を果たします(図1)。VICON三次元動作解析装置は、脊椎や体幹・四肢の動き、荷重分担を客観的に評価する装置です。最も適切な手術法の決定や、術前・術後の脊椎機能を客観的・定量的に評価可能です(図2)。術中リアルタイム画像ナビゲーションシステム(平成26年3月導入)は、手術中、リアルタイムでCTを撮影可能な装置で、これをナビゲーションシステムと組み合わせることにより「最小侵襲手術」を安全、確実に行うことが可能です(図1)。その他、センター長の白土、副センター長の岩渕は、脊椎手術の豊富な経験を有し、高難度で先進的な手術を行っています。
包括的治療
整形外科に所属する脊椎脊髄病外科専門医2名を中心に、部門、リハビリ部門、看護部門、薬剤部門、栄養部門など様々な専門科集団が一致団結して行う包括的かつ統合的な脊椎・脊髄医療を特徴とします。この医療チームには、井上聖啓 特任教授、伊藤俊一 リハビリテーション科特任教授など全国レベルで活躍する専門家が含まれます。福島県立医科大学の新たなる一員として、患者さんの目線に立った、脊椎・脊髄疾患に対する最先端の医療を提供し続けます。
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