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医療工学研究室
医療工学研究室について
当研究室では、全く新しい観点からの医療機器・治療法や手技の開発を目的として、民間企業の技術者や他大学の異種専門分野の先生等と連携し、新しい医療機器の開発をはじめとした各種共同研究を行うとともに、地域の雇用創出にも貢献していきます。
また、治験等に関しては、福島県立医科大学研究推進戦略室 臨床研究・治験部門との連携を図り、大学全体として推し進めて参ります。
当研究室のプロジェクト紹介
現在は、以下のプロジェクトが始まっています。
胃がん検診用カプセル内視鏡システム
現在、当研究室では、「福島県革新的医療機器開発実証事業(医師主導治験)」により、「胃がん検診受診率向上のための胃用誘導型カプセル内視鏡システム」を民間企業と共同開発しており、2014年度の治験開始に向けて準備中です。
プロジェクト概要
胃がん検診においては、内視鏡はバリウム検査に比べて有用性が高いにも拘わらず、内視鏡挿入による不快感がネックとなり、内視鏡検診受診率が伸び悩んでいます。また、現在使用されているカプセル内視鏡は受動型のため、見たい部分を選択的に観察することができません。
このため、胃内で自在に動かすことができる磁気誘導型カプセル内視鏡を開発し、受診者の負担を減らすことで検診率向上を図ります。
お問い合わせ
ご関心をお持ちの方は、下記連絡先までご連絡ください。
ご提案頂いた内容に応じて、福島医大会津医療センター各講座との連携を構築いたします。
医療工学研究室長
消化器内科学講座教授 入澤 篤志