整形外科・脊椎外科学講座
医学コラム
白土修教授が開発、新型装具で思春期特発性側弯症の負担軽減について、読売新聞に掲載されました。
福島県立医科大学会津医療センター整形外科・脊椎外科学講座の白土修主任教授が開発した新しい装具が、読売新聞(12月19日版)に紹介されました。この新型装具は、思春期特発性側弯症の治療における患者の負担を大幅に軽減する革新的なものです。
従来のコルセットは、硬い素材でできており、見た目や装着の負担が大きいことが課題でした。一方、新型装具は柔軟な素材を多用し、装着時のストレスを軽減する工夫がされています。その結果、従来の装具と比べて1日5時間も長く装着できるとの報告があり、治療効果が向上する可能性が期待されています。また、着脱の容易さや調整の自由度が高く、患者さん自身で無理なく続けられる点も特徴です。
今回の装具の開発は、側弯症治療における新たな選択肢を提供し、患者さんやご家族の生活の質向上に寄与するものです。詳細については、会津医療センターまでお問い合わせください。