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研究

佐藤圭汰理学療法士らの研究論文が米国の医学雑誌に掲載されました。

 当センターリハビリテーション科佐藤圭汰理学療法士(整形外科・脊椎外科学講座員兼務)、白土 修医師(整形外科・脊椎外科学講座 主任教授)らの行った研究論文「Cumulated Ambulation Score in Hospitalized Patients with Osteoporotic Vertebral Fractures is an Important Predictor of Returning Home: a retrospective cohort study」が、国際骨粗鬆症財団と米国国立骨粗鬆症財団の公式ジャーナルである英文誌「Archives of Osteoporosis」(Impact factor 2.879)に掲載されました。
 この研究は、入院治療を要した骨粗鬆症性椎体骨折患者さんが、自宅退院可能か累積移動能力スコアと呼ばれる新しい評価法で予測できるか調査したものです。佐藤理学療法士らの研究では、入院後3日間で評価できる累積移動能力スコアを使用し、3日間のスコアを組み合わせることで、非常に高い精度で自宅退院を予測できることがわかりました。
 当センターリハビリテーション科と整形外科・脊椎外科学講座は、骨粗鬆症椎体骨折をはじめとする様々な脊椎疾患に対する評価・治療を、より科学的根拠に基づいて実践できるよう引き続き有用な研究を発信していきます。

【論文掲載先】
 https://link.springer.com/article/10.1007/s11657-023-01249-3

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