研究
放射線科 歌野健一教授らの論文が英文誌に掲載されました。
放射線科の歌野健一教授、小腸大腸内科の冨樫一智教授らが中心になって行った研究が、英文誌Japanese Journal of Radiology (インパクトファクター 2.37)に掲載されました。
この論文では大腸CT(CTコロノグラフィー)で計測した大腸の長さと、性別や排便習慣、体格などとの関連を調べました。
大腸の長さは、体格に関係なく、便秘傾向の人で長いことがわかりました。また、女性は男性より便秘傾向の人が多く、結果として、女性は男性より大腸が長い傾向がありました。便秘の人の大腸が長いことは、経験的には知られていましたが、本論文は、CT検査で計測した大腸の長さと排便習慣との関連を初めて明らかにした論文となります。
<論文掲載先>
https://link.springer.com/article/10.1007/s11604-021-01204-7