研究
小腸・大腸・肛門科学講座が参加した国際共同研究が米国の消化器系専門誌に掲載されました。
小腸・大腸・肛門科学講座の愛澤正人医師及び冨樫一智医師が共同研究者となった論文「Prophylactic clipping to prevent delayed bleeding after colon polypectomy: an individual patient data meta-analysis」が、米国の科学雑誌Clinical Gastroenterology and Hepatology(2020 impact factor 11.382)に掲載されました。
この論文は、オランダのラドバウド大学が中心になって行った国際共同研究(メタ解析)であり、本邦からは当施設を含めた2施設がデータを提供しています。大腸ポリープを切除した際に、クリップと呼ばれる器具で遅発性出血を予防しますが、その止血効果を個々の患者情報に基づくメタ解析という方法で5380例を解析した研究になります。
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https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1542356521005152?via%3Dihub