研究
感染症・呼吸器内科 久米裕昭教授の論文を紹介します。
タイトル「Role of airway smooth muscle in inflammation related to asthma and COPD」
気道平滑筋細胞は収縮、増殖、遊走、炎症性メディエーター分泌などの表現型を環境条件に応じて変化させる能力に基づいて、喘息や慢性閉塞性肺疾患の主要な病態(気道閉塞、気道過敏性亢進、β2アドレナリン耐性化、気道リモデリング)を形成する。機序として、Ca2+-activated K+ channel による Ca2+ dynamics と、 Rho-kinase による Ca2+ sensitization が普遍的に関与し、治療薬の研究開発に新たな戦略を提供する標的分子となり得ることが記載されています。
リンクするHP
https://www.springer.com/gp/book/9783030630454