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大腸肛門外科 医学コラム

大腸肛門外科が主管となった閉塞性大腸癌の治療に関する多施設共同研究の成果が英文誌に掲載されました

会津医療センター大腸肛門外科が主管となった閉塞性大腸癌の治療に関する多施設共同研究の成果が英文誌に掲載されました。
閉塞性大腸癌(いわゆる大腸癌イレウス)に対する緊急手術・経肛門イレウス管留置による減圧後に根治手術・大腸ステント留置による減圧後に根治手術の腫瘍学的な長期成績についての研究です。全国27施設から301例の症例を集積しました。この結果、緊急手術と大腸ステント減圧後の根治術の長期成績には差がなく、術後合併症の発生率は大腸ステント留置後根治手術が有意に少ないとの結果でした。また、経肛門イレウス管による減圧に根治手術を行った長期成績は緊急手術に劣るとの結果でした。
当院では引き続き大腸癌イレウスに対しては大腸ステント留置を積極的に行って行きます。

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