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看護部の紹介

about

セクション紹介

看護部の目指す看護は「その人の看護」「切れ目のない看護」です。各部署が連携し、情報の共有を図り、安全で安心できる看護を提供しています。

外来

外来は、A・B・C・Dの4つの診療ブロックと、検査治療、内視鏡センターの計6つのブロックで構成されています。1日の外来患者受診数は約400~600名で、紹介患者数も増加しています。
ブロック毎に専門性や特徴に応じた看護の提供を心がけ、さらに、看護部の目指す「切れ目のない看護」を担うために、外来でも継続看護を実施しています。初回受診時に意図的な声かけを行い、その内容を記録し、病棟や患者支援センターと情報を共有しています。
私たち外来看護師は、患者様やご家族の目線に立ち、訴えに耳を傾け、来院されたすべての方々に安全・安心な看護を提供することを目指しています。

外来ブロックの受付構成

Aブロック 総合内科、循環器内科、心臓血管外科、消化器内科、感染症・呼吸器内科、糖尿病・内分泌代謝・腎臓内科、神経内科、皮膚科
Bブロック 外科、小腸・大腸内科、大腸肛門外科、緩和ケア科がん総合外来、麻酔科、眼科、消化器内科、外来化学療法
Cブロック 整形外科・脊椎外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、心身医療科、歯科
Dブロック 血液内科、漢方内科、漢方外科

3階南病棟( 消化器外科、呼吸器外科、大腸肛門外科 )

外科的(消化器科、呼吸器科、大腸肛門科)治療が必要な患者様、手術前後の化学療法の患者様が主に入院されている病棟です。腹腔鏡下の手術が主流であり、入院期間も短縮されています。手術前の患者様の不安に寄り添い、手術後は退院後の生活を見据えた看護リハビリの実践に努めております。毎週多職種カンファレンスを行うことで、食事面やリハビリ面に加え内服や注射など、患者様にとって必要な情報を共有し、一人ひとりにあったケアの提供や指導を実施しています。病棟にいる集中ケア認定看護師がスタッフ教育や患者様への指導に力を注ぎ、患者様の不安軽減にも努め、安心して退院できるよう看護の提供を行っています。

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ベッド数 34床
夜勤者 3名

4階南病棟( 整形外科・脊椎外科、耳鼻咽喉科、耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、皮膚科 )

当病棟は、整形外科・脊椎外科と耳鼻科の手術患者様が主です。
患者様が安心・安全に周手術期を過ごすことが出来るように、不安の軽減や術後の異常の早期発見・早期離床に向けた術前・術後看護を行っています。最近では、整形外科・脊椎外科において内視鏡下での手術件数も増え、患者様のQOLの向上や入院期間短縮を図っています。
整形外科・脊椎外科の術後は、早期からリハビリ訓練が開始となり、休日看護リハビリを行うことで高齢者の筋力低下の予防をはかっています。ADLの拡大とともに転倒リスクも高くなり、転倒予防のための見守りから自立歩行に向けた援助に力を入れています。また、連携室やリハビリ室など他職種と十分に連携をはかり、早期の自宅退院を目指しています。

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ベッド数 42床
夜勤者 3名

4階北病棟( 総合内科、血液内科(無菌室あり) )

総合内科は、内科系全般の治療を行っており、病気は幅広く多岐にわたります。それぞれの患者様の全体像を捉え、患者様や家族の思いに沿った看護を心がけています。
血液内科は、造血器腫瘍や貧血の患者様への化学療法や輸血療法が中心です。治療後は免疫力が低下するので、感染予防策の指導と実施が重要となります。また、病気や治療に対する不安を抱え入退院を繰り返す患者様も多いため、外来をはじめ、がん化学療法認定看護師、薬剤師、栄養士、患者支援センターなど多職種と連携しながら継続した看護を行っています。

詳細情報

ベッド数 42床
夜勤者 3名

5階南病棟( 循環器内科、糖尿病・内分泌代謝・腎臓内科、消化器内科、漢方内科 )

消化器内科では、内視鏡による治療や検査、消化器がんの化学療法を、糖尿病・内分泌代謝・腎臓内科では糖尿病の教育入院や透析の導入を行っています。循環器内科では、心臓カテーテルによる検査や不整脈の治療を、漢方内科では東北で唯一の入院による煎じ薬や鍼灸を用いた治療をしており、急性期から慢性期、終末期までの様々な患者様の看護を行っています。
循環器内科と消化器内科の緊急入院が多いため、検査や治療に対する不安の軽減や異常の早期発見を目標に看護しています。また、慢性期や終末期の患者様に対しては、その人がその人らしく生きていく力を支える看護を目指しています。

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ベッド数 42床
夜勤者 3名

5階北病棟( 感染症・呼吸器内科 )

結核の患者様は長期療養を余儀なくされるため、精神面の援助、治療継続への支援、全身管理を行い、退院後も継続した治療ができるように、入院中から外来や保健所と連携し、継続看護を行っています。
一般病床では、感染症・呼吸器内科において、重症呼吸器疾患の患者様は入退院を繰り返すことが多いため、呼吸管理・呼吸リハビリ、継続的治療の必要性と呼吸法の指導、日常生活の指導と看護に力を入れています。また、気管支鏡検査の不安の軽減と検査後の看護を行っています。小腸・大腸内科の疾患では、内科的治療、外科的治療、内視鏡的手術が必要な患者様が入院しています。検査や治療後に出血などの合併症が起きないように、また、早期発見ができるように保健指導パンフレットを用い、治療前と退院前に保健指導を行うことで合併症の予防に努めています。また、二類感染症の発生、入院受け入れに備えたシミュレーションを行っています。

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ベッド数 37床
感染症17床:結核感染症13床、結核モデル病床3床、HIV感染症1床、特殊感染症8床
一般病床12床:小腸・大腸内科
夜勤者 2名

緩和ケア病棟

緩和ケア病棟では、患者様が抱える苦痛(痛み・吐き気・食欲不振・不眠・息苦しさ・倦怠感・心のつらさなど)を和らげるための治療・看護を行っています。多職種との連携を十分に行い、患者様が大切な時間を自分らしく心穏やかに過ごしていただけるよう支援させていただいております。
そして、患者様とご家族はひとつであると考え、患者様だけでなくご家族の苦しみに対するケアもできる限り行っております。

詳細情報

ベッド数 18床
無料11室・有料7室
夜勤者 2名

手術室

手術を受ける患者様の安全・安心を最優先に考え、患者様と接する限られた時間を大切にして看護を行っています。
各科の専門化、高度化、多様化する手術に対して、その都度学習会を実施し指導を受け、シミュレーションを繰り返し行うことで対応しています。
全身麻酔を受ける患者様に対しては、術前・術後訪問を行い、病棟看護師と共に術前・術中・術後に関わることで周術期の継続した看護を提供しています。

詳細情報

手術室を使用する診療科 外科、小腸・大腸内科、大腸肛門外科、耳鼻咽喉科、整形外科・脊椎外科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、眼科
スタッフ数 16人(師長・看護助手を含む)、麻酔科医2名
手術室数 5室(クリーンルーム1室、陽陰圧室1室)
勤務体制 日勤と遅出の変則勤務
手術当番7~8回/月

透析センター

透析センターでは、腎臓機能が障害された患者様が人工の腎臓で1回4~5時間、週3回の治療を受けています。
外来維持透析患者様の他、手術・検査・治療のため入院される透析患者様の入院中の透析を行っています。
患者様は一度透析生活に入ると生涯それが続きます。私たちは週3回の関わりの中で信頼関係を構築・維持しながら一人ひとりに合ったきめ細やかな看護を提供し、その長い闘病生活を支えていきたいと考えています。

詳細情報

ベッド数 12床
その他 ・透析導入期・維持透析・特殊血液浄化療法への対応
・週3回の透析実施(月・水・金)
・フューチャーネットシステム導入

患者支援センター

患者支援センターは院長直轄で、地域連携業務、医療相談業務、患者支援業務、専門的ケアの提供、そしてヘルスプロモーション活動を行っています。
外来では、初めて受診された患者の問診や予約入院患者の問診をとりながら日常生活情報を得て支援をしています。また、外来通院患者が出来る限り入院することなく在宅で過ごせるように、入院患者さんに対しては、退院後も在宅療養が継続できるように在宅療養支援、退院調整を実施しています。その人にとってより良いケアが切れ目なく提供できるように、カンファレンスの開催、福祉サービスの説明、院内多職種や地域との連携を実施しています。
専門的ケアの提供としては、専門看護師や認定看護師による看護専門外来を開設し、健康相談や生活指導、ケアの提供を実施しています。
最後に、ヘルスプロモーション活動としては、地域住民がより健康的な生活を送れるように、健康教室の開催や地域の保健医療福祉の関係機関との連携強化、医療情報の発信を目的とした医療セミナーなどを企画運営しています。

詳細情報

主な業務 地域連携、医療相談、退院支援、外来患者の在宅支援
構成メンバー 看護師(看護師長を含む4名)、専門看護師(1名)、認定看護師(5名)、社会福祉士(1名)、精神保健福祉士(1名)、臨床心理士(2名)、地域連携担当事務員、相談員、事務係長

医療安全部・感染対策部

医療安全部は、医療事故防止対策委員会で策定した指針に基づいて、医療安全管理対策を推進し、医療事故を防止するための活動を行っています。
感染対策部は、科学的根拠に基づいた感染対策を実践し、患者さんに質の高い医療が提供できるよう、組織的に感染管理活動を行っています。

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