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保健医療交流事業 (講演会) レポート

健康の輪を広げよう 〜人とのつながり笑うことの効果〜

三春町・令和3年7月15日(木)

講演の様子1
講演の様子2

講演会は「健康の輪を広げよう 〜人とのつながり笑うことの効果〜」をテーマに令和3年7月15日13時30分より三春町三春交流館「まほら」を会場に開催されました。講師は本学疫学講座の江口依里講師が務められました。

最初に「笑い」の定義について説明した上で、男性と女性では女性の方がよく笑い、所得の多い人の方が少ない人よりも多く笑うことを説明されました。また、大阪、愛媛、高知、岡山、秋田、福島の6県を対象に2012年に取ったデータでは、6県中福島が最も笑う人が少なく、震災直後であったことが主な原因だと話されました。

次に、笑うとNK細胞が活性化され、免疫力が向上することを説明され、それは自然に発生する笑いでも意図的に笑うことでも効果は同じであるとのことでした。ここで、会場のみなさんで立ち上がって「笑いヨガ」を実践し、笑いによる効果を体感しました。

また、良く笑っている人は笑わない人に比べ平均7年も長生きすることがデータとして得られた研究を紹介し、笑いには免疫効果だけでなく、健康に対して様々な良い影響があると説明されました。

最後に、長生きするためにはよく笑うことが効果的であり、よく笑うためには、積極的に地域のサロン等に参加するなどをして役割を持ち、色々な人とかかわり続けることが有効であるとお話され、講演会は終了となりました。

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