* 〔緊急特集〕 学生・研修医が災害医療の現場で頑張っています!(2011.03.22)

研修医 からのメッセージ


【 研修医2年次 菊池 智宏 】
福島県出身(県立安積高校)

はじめに今回被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。あの震災からもう10日が経とうとしています。震災直後より研修医は全員救急科所属となり、津波に巻き込まれた人や、原発で作業中に受傷した方、浜通りの避難指示のでた地区の病院からの転院搬送など様々な患者さんを診てきました。大学病院でも物資の不足で検査、処置などに制限のある中、目の前のことを出来る限りでやっています。現在ライフラインや物流も回復しつつあり、正常化の兆しが見えています。
大規模災害時の医療をまさか自分が実践することになるとは思ってもみませんでしたが、大きな混乱もなく出来たのは、通常当院救急外来で行っている診療システムと被災しながらも病院に集まった多くのスタッフのマンパワーによるものと思います。
まだ、原発の不安はありますが、公表されているデータを理性的に判断する限り私は大きな心配をしていません。今回を期に再度放射線について勉強しました。この震災は大変大きな悲しみでありますが、頑張っていきたいと思います。

7.戻る
9.次へ


△ 8.目次へ戻る / ▲ 0.ホームへ戻る


Copyright (C) 2011
Fukushima Medical University.
All Rights Reserved.
TEL/ 024−547−1111(代)
PCサイト(http://www.fmu.ac.jp