* 〔緊急特集〕 学生・研修医が災害医療の現場で頑張っています!(2011.03.22)
◆ 学生ボランティア からのメッセージ
【 医学部4年 舟窪 彰 】
福島県出身(県立会津高校)
(04.08)
はじめに、今回の震災で被災された方々、またお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。
私がお手伝いさせていただいたのは、外来での放射線スクリーニングと避難所などでのアンケート調査です。それらを通して感じたことは、どの方も、長引く避難生活によってお疲れになっている上に、「放射線に対する恐怖」そして「報道に対する不信感」というものを非常にお持ちだということでした。そういった不安感を少しでも取り除いてさしあげるために、早急にみなさまに放射線についての正しい知識を広める必要があると思いました。
また、ある方が、「いまどきの若者は思いやりのない冷たい人ばかりだと思っていたが間違いだった。多くの若者がボランティアに参加する姿を見て感動した。日本はきっと大丈夫だと思う。」とおっしゃっていたのが印象的でした。私はまだ何もできない医学生であり、そのことをとても悔しく感じてます。しかし、いつか日本が、福島がこの悲劇を乗り越えることができる日が来るまで、微力ながら自分のできることを続けていこうと思います。
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