健康リスクコミュニケーション学講座 平成28年(2016年)
論文
〔原著〕
Jinnin Ran, Okamoto Yasumasa, Takagaki Koki, Nishiyama Yoshiko, Yamamura Takanao, Okamoto Yuri, Miyake Yoshie, Takebayashi Yoshitake, Tanaka Keisuke, Sugiura Yoshinori, Shimoda Haruki, Kawakami Norito, Furukawa Toshi, Yamawaki Shigeto. Detailed course of depressive symptoms and risk for developing depression in late adolescents with subthreshold depression: a cohort study. Neuropsychiatric Disease and Treatment. 201612; 13:25-33.
Murakami Michio, Nakatani Jun, Oki Taikan. Evaluation of risk perception and risk-comparison information regarding dietary radionuclides after the 2011 Fukushima nuclear power plant accident. PLOS ONE. 2016; 11(11):e0165594.
Murakami Michio. Risk analysis as regulatory science: Toward the establishment of standards. Radiation Protection Dosimetry. 2016; 171(1):156-162.
Fukuda Shizuki, Murakami Michio, Noda Keigo, Oki Taikan. How achieving the Millennium Development Goals increases subjective well-being in developing nations. Sustainability. 2016; 8(2):189.
Hino Yuko, Murakami Michio, Midorikawa Sanae, Ohtsuru Akira, Suzuki Shinichi, Tsuboi Kumiko, Ohira Tetsuya. Explanatory Meetings on thyroid examination for the “Fukushima Health Management Survey” after the Great East Japan Earthquake: Reduction of anxiety and improvement of comprehension. Tohoku Journal of Experimental Medicine. 2016; 239(4):333-343.
Sakai Hiroshi, Tokuhara Shunsuke, Murakami Michio, Kosaka Koji, Oguma Kumiko, Takizawa Satoshi. Comparison of chlorination and chloramination in carbonaceous and nitrogenous disinfection byproduct formation potentials with prolonged contact time. Water Research. 2016; 88:661-670.
Murakami Michio, Shibayama Nao, Sueki Keisuke, Mouri Goro, O Haechong, Nomura Mihiro, Koibuchi Yukio, Oki Taikan. Occurrence and partition ratios of radiocesium in an urban river during dry and wet weather after the 2011 nuclear accident in Fukushima. Water Research. 2016; 92:87-93.
村上道夫. 明治時代以降の辞典における「安全」と「安心」の語釈. 日本リスク研究学会誌. 2016; 26(3):141-149.
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〔その他〕
Miyazaki Makoto, Tanigawa Koichi, Murakami Michio. After Fukushima: Creating a dialogue. Science. 2016; 352(6286):666.
村上道夫, 松井史郎. 災害医療におけるリスクコミュニケーションの難しさを理解して、自身が当事者(プレイヤー)になる準備を. Astellas Square. 2016; 71:30-31.
永井孝志, 藤井健吉, 平井祐介, 村上道夫, 小野恭子, 保高徹生, 河野真貴子, 井上知也, 岸本充生. 化学物質のリスクを中心としたレギュラトリーサイエンスの事例解析-日本リスク研究学会レギュラトリーサイエンスタスクグループ活動報告-. 日本リスク研究学会誌. 2016; 26(1):13-21.
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研究発表等
〔研究発表〕
村上道夫, 韮澤貴夫, 吉兼隆生, 末木啓介, 笹 公和, 芳村 圭. 仮想的な原子力発電所事故における飲食物由来の被ばく量の推定. 第2回iER成果報告会; 20160307; 福島.
鯉渕幸生, 守利悟朗, 村上道夫. 東京湾と流入河川における放射性セシウムの動態に関する現地観測. 第50回日本水環境学会年会; 20160316-18; 徳島.
村上道夫, 韮澤貴夫, 吉兼隆生, 末木啓介, 笹 公和, 芳村 圭. 放射性物質沈着量からの飲食物由来の被ばく量の推定. 第50回日本水環境学会年会; 20160316-18; 徳島.
村上道夫. 安全基準の科学 -レギュラトリー・サイエンスとしてのリスク学-. 第86回日本衛生学会学術総会; 20160511-13; 旭川.
村上道夫. 基準値と安全目標の科学. 安全工学シンポジウム2016; 20160707-08; 東京.
村上道夫. 主観的幸福度を用いたリスク分析手法の開発. 環境科学会2016年会; 20160909; 横浜.
村上道夫, 韮澤貴夫, 吉兼隆生, 末木啓介, 笹 公和, 芳村 圭. 仮想的な原子力発電所事故における飲食物由来の被ばく量と希釈率の推定. 第29回日本リスク研究学会年次大会; 20161127; 大分.
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受賞学術賞一覧
受賞年 | 授与機関名 | 受賞学術賞名 | 受賞対象 | 受賞者名 |
---|---|---|---|---|
2016 | 環境科学会 | 2016年環境科学会 奨励賞 | 村上道夫 |
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受託・共同研究・補助等実績一覧
年度 | 実施形態 | 研究テーマ | 補助金・資金制度名/種別 | 相手機関名 | 代表研究者 | 共同研究者一覧 |
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平成28 | 補助・助成 | 除染・帰還を見据えた地域別の放射性Cs流出特性評価とリスク管理戦略の構築 | 科学研究費補助金/基盤研究(A) | 日本学術振興会 | 保高徹生 | 村上道夫 |
平成28 | 補助・助成 | 「予測」をめぐる科学・政策・社会の関係 -科学社会学からのアプローチ | 科学研究費補助金/基盤研究(A) | 日本学術振興会 | 山口富子 | 村上道夫 |
平成28 | 補助・助成 | 複合災害被害者のレジリエンス獲得:多層的多面的指標による解析 | 科学研究費補助金/基盤研究(C) | 日本学術振興会 | 大戸 斉 | 安村誠司, 村上道夫, 前田正治, 藤森敬也 |
平成28 | 補助・助成 | 原発事故による複合リスクの評価と諸対策の費用効果分析 | 科学研究費補助金/若手研究(A) | 日本学術振興会 | 村上道夫 | |
平成28 | 補助・助成 | 災害関連健康リスクにおける協働知の構築 | 文科省リスクコミュニケーションのモデル形成事業 | 文部科学省 | 村上道夫 | |
平成28 | 出資金による受託研究 | JST CREST 研究領域「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」 研究課題名「安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発」 | 戦略的創造研究推進事業 | 科学技術振興機構 | 沖 大幹 | 村上道夫 |
平成28 | 国内共同研究 | 食品に含まれる放射性物質への態度と行動に関する研究 | 放射線災害・医科学研究拠点共同利用・共同研究 | 放射線災害・医科学研究拠点 | 村上道夫 | |
平成28 | 国内共同研究 | 福島原発事故後の内部被ばく検査受診の経時傾向と受診行動に関わる因子についての分析 | 放射線災害・医科学研究拠点共同利用・共同研究 | 放射線災害・医科学研究拠点 | 村上道夫 |
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