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会津医療センター 精神医学講座 平成28年(2016年)

論文

〔原著〕

Hori A, Hoshino H, Miura I, Hisamura M, Wada A, Itagaki S, Kunii Y, Matsumoto J, Mashiko H, Katz CL, Yabe H, Niwa SI. Psychiatric Outpatients after the 311 Complex Disaster in Fukushima, Japan. Annals of Global Health. 201609; 82(5):798-805.

Hino M, Kunii Y, Matsumoto J, Wada A, Nagaoka A, Niwa SI, Nawa H, Takahashi H, Kakita A, Akatsu H, Hashizume Y, Yamamoto S, Yabe H. Decreased VEGFR2 expression and increased phosphorylated Akt1 in the prefrontal cortex of individuals with schizophrenia. Journal of Psychiatric Research. 201607; 84:100-108.

Wada A, Kunii Y, Matsumoto J, Hino M, Nagaoka A, Niwa SI, Yabe H. Decreased calcineurin immunoreactivity in the postmortem brain of a patient with schizophrenia who had been prescribed the calcineurin inhibitor, tacrolimus, for leukemia. Neuropsychiatric Disease and Treatment. 201607; 12:1645-1650.

Kunii Y, Suzuki Y, Shiga T, Yabe H, Yasumura S, Maeda M, Niwa SI, Otsuru A, Mashiko H, Abe M; Mental Health Group of the Fukushima Health Management Survey. Severe Psychological Distress of Evacuees in Evacuation Zone Caused by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident: The Fukushima Health Management Survey. PLOS ONE. 201607; 11(7):E0158821.

Wada A, Kunii Y, Matsumoto J, Hino M, Yang Q, Niwa SI, Yabe H. Prominent increased calcineurin immunoreactivity in the superior temporal gyrus in schizophrenia. Psychiatry Research. 201611; 247:79-83.

丹羽真一, 國井泰人. 統合失調症治療における服薬指導と服薬アドヒアランスの重要性:Asenapine舌下錠に関する服薬指導について. 臨床精神薬理. 201606; 19(6):745-751.

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〔総説等〕

丹羽真一, 國井泰人, 川勝 忍. 【臨床神経生理で何がわかる?[2]脳波・誘発電位・眼球運動】 誘発電位 P300. Clinical Neuroscience. 201607; 34(7):812-817.

國井泰人. わたしの研究. 日本生物学的精神医学会誌. 2016; 27(4):214.

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研究発表等

〔研究発表〕

Miura Itaru, Kunii Yasuto, Hino Mizuki, Hoshino Hiroshi, Matsumoto Junya, Kanno-Nozaki Keiko, Horikoshi Sho, Kaneko Haruka, Bundo Miki, Iwamoto Kazuya, Yabe Hirooki. Association of DNA Methylation of Taq1A in the DRD2 with Response to Aripiprazole in acute schizophrenia. 30th CINP World Congress of Neuropsychopharmacology; 20160704; Seoul, Korea.

Kunii Yasuto, Hino Mizuki, Matsumoto Junya, Wada Akira, Nagaoka Atsuko, Niwa Shin-ichi, Yokoyama Yuichi, Nawa Hiroyuki, Takahashi Hitoshi, Kakita Akiyoshi, Akatsu Hiroyasu, Hashizume Yoshio, Yamamoto Sakon, Yabe Hirooki. Alternations of DARPP-32 and Calcineurin protein expressions in the prefrontal cortex and nucleus accumbens of schizophrenia and bipolar disorder, and genetic associations with their expressions. SFN2016, Society for Neuroscience Annual Meeting; 20161115; San Diego, CA, USA.

落合晴香, 國井泰人, 畠山 毅. 肝硬変による代謝障害を背景にした非けいれん性てんかん重積状態の一例. 第27回福島県精神医学会学術大会; 20160221; 福島.

畠山 毅, 國井泰人, 落合晴香. 慢性統合失調症における社会機能回復に対するPaliperidone Palmitate(PP). 第27回福島県精神医学会学術大会; 20160221; 福島.

古川 大, 國井泰人, 畠山 毅. ブタンガス慢性中毒の若年女性例における力動的考察の試み. 第27回福島県精神医学会学術大会; 20160221; 福島.

横倉俊也, 板垣俊太郎, 國井泰人. 解離性昏迷の対応中に急性脳梗塞が出現した一例. 第27回福島県精神医学会学術大会; 20160221; 福島.

日野瑞城, 國井泰人, 松本純弥, 和田 明, 長岡敦子, 丹羽真一, 那波宏之, 高橋 均, 柿田明美, 赤津裕康, 橋詰良夫, 山本孝之, 矢部博興. 統合失調症患者死後脳前頭前皮質におけるAktシグナル伝達系蛋白質群の多項目同時測定. 第11回日本統合失調症学会; 20160326; 群馬.

川勝 忍. アルツハイマー病診療のスキルアップを考える この症例をどう診るか. アルツハイマー病研究会第17回学術シンポジウム; 20160423; 東京.

國井泰人. 死後脳リソースを活用した統合失調症における代謝・ダイナミクス制御関連分子の解析. 平成28年度・融合脳発達障害・統合失調症チーム第1回分科会; 20160522; 東京.

國井泰人, 矢部博興. 福島地区の精神疾患拠点の構築. 融合脳リソースチーム「日本ブレインバンクネットJBBN」キックオフミーティング; 20160606; 東京.

小林良太, 川勝 忍, 林 博史, 大谷浩一. レビー小体型認知症のVSRADadvance2解析について DATスキャンとの関係を含めて. 第31回日本老年精神医学会; 20160623-24; 金沢. プログラム・抄録集. 175.

林 博史, 川勝 忍, 小林良太, 大谷浩一. 11C-PiBを用いた早発性と晩発性アルツハイマー型認知症のアミロイド集積の比較. 第31回日本老年精神医学会; 20160623-24; 金沢. プログラム・抄録集. 177.

小泉達彦, 横内 浩, 平井健一郎, 峯村浩之, 井口正寛, 國井泰人, 金沢賢也, 谷野功典, 棟方 充. 気管支鏡検査後に一過性解離性健忘を来した一例. 第39回日本呼吸器内視鏡学会; 20160623; 名古屋.

國井泰人. 精神疾患死後脳を用いたジェネティックニューロパソロジーの展開 若手研究者育成プログラム・プログレスレポート. 第38回日本生物学的精神医学会; 20160909; 福岡.

長岡敦子, 國井泰人, 松本純弥, 日野瑞城, 宮川哲平, 飯田 聡, 山崎 繁, 矢部博興. 幻聴体験の分子メカニズムを考える-抗EGFR抗体、抗VEGF抗体の投与後に一過性の対話性幻聴を呈した一例. 第38回日本生物学的精神医学会; 20160909; 福岡.

國井泰人, 矢部博興. 福島地区の精神疾患拠点の構築. 脳プロ融合脳(リソース・生命倫理)第2回分科会; 20161107; 東京.

小林良太, 林 博史, 川勝 忍. SPECT-CT(Symbia)における自施設ノーマルデータベースの構築と認知症疾患における有用性の検討. 第23回東北脳循環カンファランス; 20161119; 仙台.

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〔シンポジウム〕

川勝 忍, 小林良太, 林 博史. 臨床病理学的にみたアルツハイマー病の多様性. 第57回日本神経病理学会総会学術研究会; 20160601-03; 弘前. プログラム・抄録集. 62.

川勝 忍, 小林良太, 林 博史, 澁谷 譲. 前頭側頭葉変性症の画像診断. 第35回日本認知症学会学術集会; 20161201-03; 東京.

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〔特別講演〕

國井泰人. エビリファイの実際~LAIを含めて. 学術講演会~DPAを再考してみよう~; 20160729; 秋田.

國井泰人. Reboot Paliperidone. Paliperidone Clinical Conference in Sendai; 20160827; 仙台.

國井泰人. All in one~統合失調症の長期予後に対するエビリファイの可能性~. エビリファイ LAI meeting in いわき; 20160913; いわき.

國井泰人. 統合失調症をいかに克服するか. 本人教室600回記念ミニ講演会; 20161005; 会津.

國井泰人. All in one~維持期を見据えた統合失調症治療におけるエビリファイの可能性~. エビリファイ学術講演会Yamagata LAI Conference; 20161007; 山形.

國井泰人. 心の不調への気づきと対応-うつと心身症の理解を中心とした、東日本大震災後の心の不調について-. 平成28年度市民講座(心の健康講座)南会津町; 20161018; 南会津.

國井泰人. 発達障害児の早期発見のポイントと発達検査について. 両沼保健事業連絡会研修会; 20161101; 会津坂下町.

國井泰人. 生物学的知見に基づいた統合失調症治療をめざして. 第14回会津地域統合失調症研究会; 20161102; 会津若松.

國井泰人. PaliperidoneはRebootできるか!? Paliperidone Clinical Conference in Sapporo; 20161203; 札幌.

國井泰人. 当センターにおけるレクサプロの位置づけ. 会津医学会学術講演会; 20161205; 会津.

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〔招待講演〕

川勝 忍. 認知症の臨床診断を病理からふりかえる(アルツハイマー病を中心に). 第57回日本神経学会学術大会; 20160518-21; 神戸. プログラム・抄録集. 97.

國井泰人. 神疾患死後脳を用いたジェネティックニューロパソロジーの展開. 2016年度年輪の会講演会; 20160619; 東京.

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〔その他〕

國井泰人. 精神疾患死後脳バンクとわたしの研究. 第38回日本生物学的精神医学会若手研究者育成プログラム交流会; 20160908; 福岡.

小林良太, 川勝 忍, 林 博史, 大谷浩一. 意味性認知症で発症したFTLD-MND(SD-MND)の1例. 第40回日本神経心理学会学術集会; 20160915-16; 熊本. プログラム予稿集. 79.

國井泰人. 福島精神疾患死後脳バンクについて. 第16回市民講演会 認知症と生きる; 20160917; 東京.

川勝 忍, 小林良太, 林 博史. ADとTDP-43タイプA病理を呈した晩期発症型意味性認知症の1例. 第23回東北神経病理研究会; 20160924; 山形.

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受託・共同研究・補助等実績一覧

年度実施形態研究テーマ 補助金・資金制度名/種別相手機関名代表研究者共同研究者一覧
平成28補助・助成発達障害・統合失調症等の克服に関する研究「細胞内代謝・ダイナミクス制御から切り拓く発達障害・統合失調症の病理の解明・新規治療法の開発」「死後脳リソースを活用した統合失調症における代謝・ダイナミクス制御関連分子の解析」脳科学研究戦略推進プログラム『臨床と基礎研究の連携強化による精神・神経疾患の克服(融合脳)』文部科学省國井泰人 
平成28補助・助成嗜銀顆粒性認知症におけるアミロイドPETとアポリポ蛋白E多型科学研究費補助金/基盤研究(C)日本学術振興会川勝 忍林 博史, 小林良太
平成28補助・助成ジェネティックニューロパソロジーによる統合失調症脳内分子表現型解析科学研究費補助金/若手研究(B)日本学術振興会國井泰人 
平成28補助・助成死後脳リソースを活用した統合失調症における代謝・ダイナミクス制御関連分子の解析革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト日本医療研究開発機構(AMED)國井泰人 
平成28国内共同研究ジェネティックニューロパソロジーによる精神疾患脳内分子表現型解析平成28年度新潟大学脳研究所共同利用・共同研究新潟大学脳研究所國井泰人柿田明美, 矢部博興, 丹羽真一, 和田 明, 松本純弥, 日野瑞城, 那波宏之, 高橋 均

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