神経精神医学講座 平成20年（2008年）
論文
〔原著〕
YOKOYAMA, H; YOSHIMURA, T. Combining a Magnetic Field Modulation Coil with a Surface-Coil-Type EPR Resonator. Applied Magnetic Resonance. 2008; 35:127-135.
TODD, J; MICHIE, PT; SCHALL, U; KARAYANIDIS, F; YABE, H*; NÄÄTÄNEN, R. Deviant matters: duration, frequency, and intensity deviants reveal different patterns of mismatch negativity reduction in early and late schizophrenia. Biological Psychiatry. 2008; 63:58-64.
MICHIE, PT; BUDD, TW; FULHAM, WR; HUGHES, ME; JAMADAR, S; JOHNSTON, P; KARAYANIDIS, F; MATTHEWS, N; RASSER, PE; SCHALL, U; THOMPSON, PM; TODD, J; WARD, PB; YABE, H*. The Potential for New Understandings of Normal and Abnormal Cognition by Integration of Neuroimaging and Behavioral Data: Not an Exercise in Carrying Coals to Newcastle. Brain Imaging and Behavior. 2008; 2:318-326.
HOMMA, Akira; IMAI, Yukimichi; TAGO, Hisao*; ASADA, Takashi; SHIGETA, Masahiro; IWAMOTO, Toshihiko; TAKITA, Masashi; ARIMOTO, Itaru; KOMA, Hiroshi; OHBAYASHI, Toshio. Donepezil treatment of patients with severe Alzheimer's disease in a Japanese population: results from a 24-week, double-blind, placebo-controlled, randomized trial. Dementia and Geriatric Cognitive Disorders. 2008; 25:399-407.
NAKANISHI, Hironori; MATSUOKA, Isao; NAKAHATA, Norimichi. Contractile responses of prostatic and epididymal portions of isolated rabbit vas deferens to electrical field stimulation. Fukushima Journal of Medical Science. 2008; 54:4-10.
MATUOKA, Takashi; YABE, Hirooki*; HIRUMA, Tomiharu; REN, Asai; HARA, Etsuko; KANEKO, Sunao. Memory trace dependence on number of stimuli in magnetic mismatch negativity. NeuroReport. 2008; 19:1003-1007.
笠原 諭*, 金子義宏, 丹羽真一*. 孤発型Creutzfeldt-Jakob病の1例における脳画像と脳波―PSD発生と病態理解への一寄与―. 精神科. 2008; 13(1):70-75.
國井泰人*, 岩﨑 稠. 慢性統合失調症患者の「自立」におけるrisperidone内用液（分包品）の心理学的力価. 精神科治療学. 2008 09; 23(9):1147-1152.
國分亜紀子, 國井泰人*, 岩﨑 稠. 限りある社会資源を段階的に活用して自立を果たした精神障害の一例～精神保健福祉士のかかわりから～. 日本社会精神医学雑誌. 2008 07; 17:33-41.
池本桂子*, 東梅ひろ子, 渋谷治男, 高橋清久, 大川匡子. 精神遅滞の不眠と行動障害に対する治療としての日光浴：１著効例. 福島医学雑誌. 2008; 58:113-118.
過年業績
星野仁彦*, 佐藤佑貴, 安田道子. 成人になって合併症を示して来院した注意欠陥・多動性障害(AD/HD)者への治療的アプローチの試み（第2報）. 東北児童青年精神医学会誌. 2007; 9:38-42.
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〔総説等〕
IKEMOTO, K*. Striatal D-neurons: in new viewpoints for neuropsychiatric research using post-mortem brains. Fukushima Journal of Medical Science. 2008; 54:1-3.
和田 明*, 國井泰人*, 菅野智行, 丹羽真一*. 統合失調症の治療の実際と対処法. 社会薬学. 2008 02; 26(2):9-14.
笠原 諭*, 増子博文*, 丹羽真一*. 整形外科とのリエゾン精神医学―慢性疼痛と発達障害―. 心療内科. 2008; 15(5):422-429.
笠原 諭*, 丹羽真一*. リエゾン精神医療というアプローチを学ぼう リエゾン精神医療とは. 整形外科看護. 2008; 13(12):1178-1186.
池本桂子*. 「エピジェネティクス」と「神経幹細胞」―福島における「第１回ブレインバンクシンポジウム」. 精神医学. 2008; 50:465-469.
池本桂子*, 國井泰人*, 和田 明*, 楊 巧会*, 丹羽真一*. 精神疾患に関わるブレインバンク運営とその問題点. 精神医学. 2008; 50:1015-1019.
小林直人*, 丹羽真一*. 後期高齢者診療の実際とコツ 精神疾患・認知症. 綜合臨床. 2008 10; 57(10):2507-2512.
今泉初子, 渡邉 理, 佐久間啓. 退院促進と地域移行支援のこれまでとこれから. 日本精神科病院協会雑誌. 2008; 27(9):770-776.
池本桂子*. 精神疾患ブレインバンク：その必要性と関連した諸問題. 脳と精神の医学. 2008; 19:127-132.
中西弘則. 精神疾患に対する新しい薬物治療ターゲット. 福島学院大字研究紀要. 2008; 40:1-8.
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〔症例報告〕
池本桂子*. オランザピンが著効し，肢体不自由者更生施設から退所可能となった精神遅滞を有する統合失調症の１例. 最新精神医学. 2008; 13(5):469-473.
楊 巧会*, 國井泰人*, 岩﨑 稠, 丹羽真一*. 側頭葉てんかんが合併した抗精神病薬抵抗性の統合失調症難治例―経過，症状の把握に看護記録を活用して―. 精神科. 2008 01; 12(1):68－74.
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〔その他〕
IKEMOTO, K*. Comment on "Banking on the future of stem cells". Nature. 2008 03; 452:263.
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著書・訳書
佐久間啓. 統合型地域精神科医療プロクラム(OTP)による社会復帰. In: 松原三郎責任編集. 精神障害者のリハビリテーションと社会復帰 専門医のための精神科臨床リュミエール＜4＞. 東京: 中山書店; 2008. p.152-153.
白潟光男. 本人の希望する生活を実現するための薬とSST. In: 前田ケイ, 安西信雄編. 本人・家族のためのSST実践ガイド. 東京: 日本評論社; 2008. p.112-117.
星野仁彦*. 依存症の真相. 東京: ヴォイス出版; 2008.
矢部博興*. 心の病を予防する「愛憎の病理」. あしたへ. 夏号. NOVA出版.
横山富士男. 性の発達とその障害―性同一性障害の子ともたち―. In: 中根 晃, 牛島定信, 村瀬嘉代子編. 詳解 子どもと思春期の精神医学. 東京: 金剛出版; 2008. p.196-203.
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研究発表等
〔研究発表〕
楊 巧会*, 國井泰人*, 池本桂子*, 和田 明*, 本間 好*, 丹羽真一*. 統合失調症死後脳におけるMAO-A，MAO-BのDNAメチル化の検討. 第3回日本統合失調症学会; 2008 03 14; 東京.
和田 明*, 國井泰人*, 楊 巧会*, 池本桂子*, 丹羽真一*. 統合失調症死後脳におけるカルシニューリンの免疫組織化学的検討. 第3回日本統合失調症学会; 2008 03 14; 東京.
和田 明*. 統合失調症死後脳におけるカルシニューリンの免疫組織化学的検討. 第3回日本統合失調症研究会; 2008 02 16; 東京.
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〔特別講演〕
小林直人*. 認知症を考える～診断と治療の実際～. 第2回Brain Disease Circle; 2008 10 31; 福島.
小林直人*. 認知症の知的機能・脳機能の評価～早期診断を目指したアプローチについて考える～. 第2回いわき認知症を語る会; 2008 05 26; いわき.
小林直人*. 認知症とうつ病予防～早く見つけて早く解決～. 桑折町介護予防事業講演; 2008 05 09; 桑折町.
小林直人*. 認知症予防～認知症を知っていきいき生活～. 平成20年度ことぶき学習会; 2008 12 19; 福島.
小林直人*. 認知症理解のヒント～認知症患者へのアプローチの方法を探る～. サンビュー二本松認知症勉強会; 2008 02 14; 二本松.
小林直人*. 認知症～正しく知っていきいき生活しよう～. 信陵地区にこにこ健康講座; 2008 11 28; 福島.
小林直人*. 認知症 診断と治療の実際. 認知症クリニカルカンファランスセミナー; 2008 03 19; 福島.
小林直人*. 精神保健～精神疾患の理解～. 平成20年度福島県支部精神保健福祉研修会; 2008 08 29; 郡山.
小林直人*. 認知症を見逃さないためにポイント～早期発見・介入を目指したアプローチについて考える～. 第14回福島県デイケア連絡協議会 老人デイケア部門研究会; 2008 06 01; 福島.
小林直人*. 認知症医療連携～専門医・かかりつけ医の現状～. 福島市東方部地域ケア会議; 2008 09 17; 福島.
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〔招待講演〕
小林直人*. 認知症の世界：Part2～もの忘れ外来の現状～. 島根大学医学部講演会; 2008 11 07; 出雲.
國井泰人*. 高齢者のうつ病について. 平成19年度第2回精神保健福祉講演会; 2008 03 26; 相馬.
小林直人*. 認知症を知ろう！～いきいきとした生活を送るために～. 2008世界アルツハイマーデー記念講演会; 2008 09 21; 原町.
小林直人*. 認知症を知る・診る・処する～認知症が急増するこの時代にかかりつけ医に期待される対応とは～. 宮崎県都城市木曜会学術講演会; 2008 02 28; 都城.
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受託・共同研究・補助等実績一覧
| 年度 | 実施形態 | 研究テーマ | 補助金・資金制度名／種別 | 相手機関名 | 代表研究者 | 共同研究者一覧 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平成20 | 補助・助成 | 精神障害者の認知機能 障害を向上させるための「認知機能リハビリテーション」に用いるコンピュータソフト「Cogpack」の開発とこれを用いた「認知機能リハビリテーション」効果検討に関する研究 | 厚生労働科学研究費補助金／疾病・障害対策研究分野 こころの健康科学研究事業 | 厚生労働省 | 池淵恵美 | 山本佳子*, 他 |
| 平成20 | 補助・助成 | 質量顕微鏡による統合失調症脳のドパミン・グルタミン酸・ギャバ系の解析 | 科学研究費補助金／基盤研究(B) | 日本学術振興会 | 丹羽真一* | |
| 平成20 | 補助・助成 | 統合失調症における感覚記憶内の時間軸異常に関する研究 | 科学研究費補助金／基盤研究(B) | 日本学術振興会 | 矢部博興* | |
| 平成20 | 補助・助成 | 統合失調症脳における神経興奮のドパミン・グルタミン酸による拮抗的調節機構の異常 | 科学研究費補助金／萌芽研究 | 日本学術振興会 | 丹羽真一* | |
| 平成20 | 補助・助成 | 成人の注意欠陥多動性障害とアスペルガー障害の行動特性チェックリストの作成 | 科学研究費補助金／若手研究(B) | 文部科学省 | 高梨靖子* | |
| 平成20 | 補助・助成 | 認知症病名告知における心理的側面の検討 | 科学研究費補助金／若手研究(B) | 文部科学省 | 小林直人* |
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