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平成24年度第1回福島災害医療セミナー
実施要領
プログラム
セミナー報告
災害医療総合学習センターでは、講義、実習を通して、一般災害・放射線災害に関する基礎知識や災害医療・放射線被ばく医療の知識及び技術の習得を図るとともに、被災地・関係機関への実地研修を通じ、災害医療に関する幅広い視野をもつ人材を育成することを目的とし、セミナーを開催しました。
●実施日
第1部 講義・実習 平成24年7月9日(月)〜7月14日(土)
第2部 被災地・関係機関見学 平成24年7月17日(火)〜7月20日(金)
●場所 福島県立医科大学内および県内協力機関
●参加者 初期研修医 4名(福島県立医科大学附属病院 3名 ・ 福島赤十字病院 1名)
後期研修医 1名(筑波メディカルセンター 1名)
その他 3名
※看護師 ・ 救急救命士
(災害医療センター 2名 ・ 日本プライマリケア連合会東日本大震災支援プロジェクトPCAT 1名)
●セミナーの様子
第1部 H24.07.09〜14
第2部 H24.07.17〜20
このセミナーへ参加した方へ感想や改善点聞いてみました。(抜粋)
◆災害医療 : 講義・実習
感想
改善点
日本の災害医療体制の変化や問題となった点が概観でき理解が深まった。CSCATTTについても知らなかったが、ある程度理解できた。東日本大震災でのDMATの活動広域搬送、組織作りに置いて、実際に何が起きていたか知ることができた。
一番最初の講義を始める前に参加者のTea breaking的な自己紹介の時間等あっても良かったと思います。
EMISという存在を知らなかったのでこれを知り、実際に入力して大変参考になった。トリアージー机上訓練も紙の上ではあるが、トリアージCSCAの基本が確認でき良かった。
実習3(病院支援)準備のとき、これから何をするか各自の役割がやや不明確だったので、難しく感じた。その点をよくすれば非常に勉強になる実習だったと思う。
◆救急医療 : 講義・実習・体験
感想
改善点
地域の今後の医療計画を考える機会は良いと思います。救急医療体制のあり方について考えさせる内容だった。
医師不足、偏在の内容は他の機会でも多く聞けるので短くしても良いと感じた。
JPTEC,JATECの考え方、実際に消防・救命士がどのように行動するかがわかり大変参考になった。
ドクターヘリの説明は間延び気味。
◆被ばく医療 : 講義・実習・演習・体験
感想
改善点
被ばく患者の外傷初期治療のシミュレーションは最も有効な実習だったかと思います。
研修期間のはじめと最後での考え方や対応の改善をみるのが良いかと思う。
線量の評価ができることで、放射線事故への対応の恐怖が少し和らぎ、基本は通常の診療と同じなのだと分かりました。
災害医療総合学習センター
(事務局:福島県立医科大学 医療人育成・支援センター内)
〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地
TEL:024-547-1488 FAX:024-547-1557 e-mail:
ecdm@fmu.ac.jp