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輸血・移植免疫部
講座ホームページへのリンク
https://www.fmu.ac.jp/home/yuketsu
● スタッフ紹介
氏名 | 職名 | 専門分野 |
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池田 和彦 | 部長(教授) | 輸血学 血液学 |
三村 耕作 | 副部長(准教授) | 消化管外科 免疫細胞療法 |
植田 航希 | 講師 | 血液学 移植免疫学 |
川畑 絹代 | 専門医療技師 | 輸血検査 |
小野 智 | 専門医療技師 | 輸血検査 組織適合検査 |
輸血・移植免疫部では、安全な輸血や移植を行うために種々の検査を施行し、24時間体制で、赤血球液、新鮮凍結血漿、血小板濃厚液などの血液製剤を手配、保管、適合検査を行って供給しています。また、自己血輸血や造血幹細胞の採取と保存、再生医療等製品の取扱いも行っています。
検査部、病理部と連携してISO15189の認定を受け、質の高いサービスの提供を目指しています。
【業務内容】
●輸血関連検査
血液型検査(ABO血液型、RhD血液型など)。
不規則抗体検査:輸血歴や妊娠歴のある方では、輸血する血液と反応する抗体(不規則抗体)を保有している場合があります。輸血前にそのような抗体が無いか検査することで、患者様に適合する血液を速やかに準備できます。
交差適合試験:輸血する血液と患者様の血液の適合性を最終的に確認する検査です。
直接・間接抗グロブリン試験:自己免疫性溶血性疾患などで実施する検査です。
自己血輸血:手術前に必要な自己血を貯血し、外科手術を援護します。
血小板抗原・抗体検査:血小板輸血不応や新生児血小板減少症の診断に役立ちます。
●移植関連検査
HLAタイピング:腎臓や肝臓移植、造血幹細胞移植を行うためにHLA検査をします。
HLA抗体検査:血小板輸血や移植のための検査です。
抗HLA抗体検査保険収載に関する届け出について
抗HLA抗体(スクリーニング検査)及び抗HLA抗体(抗体特異性同定検査)の測定に関する施設基準及び精度管理保証について
平成30年4月1日から抗HLA抗体(スクリーニング検査)抗HLA抗体(抗体特異性同定検査)の測定が全ての臓器移植後において保険収載されております。
当院は以下の施設基準を全て満たしています。
ア.区分番号「B001」の「25」移植後患者指導管理料(臓器移植後の場合に限る)に関する施設基準の届出を行っております。
イ.関係学会による指針を遵守し検査を実施しています。
「関係学会による指針の遵守」について
当組織適合検査室は、日本組織適合性学会QCWS参考プロトコルに基づいて検査を実施し、毎年開催されるQCWS(精度管理)、QCワークショップ集会(解析報告会)に参加しています。これらを証明する書類を以下に添付します。
QCWS評価表(PDF)
QCWS集会参加証明書(PDF)
●妊娠関連検査
母児不適合妊娠の診断:新生児溶血性疾患や脳出血を予防して、健やかなお子さんの出生をお手伝いします。
●治療関連項目
造血幹細胞移植:ドナーや自己の造血細胞を採取して、治療に用いる準備をします。
※ 夜間や休日にも専任の輸血検査技師が24時間体制で常駐し、緊急の検査と安全な輸血を実施しています。
電話024-547-1536 FAX 024-549-3126