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産科、婦人科

スタッフ紹介
藤森敬也
診療科部長
藤森 敬也
(主任教授)
氏名 職名 専門分野
藤森 敬也 主任教授
産科部長
総合周産期母子医療センター
(母体胎児部門)部長
周産期
胎児超音波
産科婦人科一般
小宮 ひろみ 教授
性差医療センター部長
漢方内科部長
生殖・内分泌
性差医療
漢方医療
渡辺 尚文 病院教授
遺伝診療部部長
婦人科腫瘍
遺伝医学
添田 周 教授
婦人科部長
婦人科腫瘍
婦人科IVR
菅沼 亮太 講師
生殖医療センター長
生殖・内分泌
山口 明子 准教授
産科副部長
周産期
生殖・内分泌
安田 俊 准教授
総合周産期母子医療センター
(母体胎児部門)副部長
周産期
古川 茂宜 准教授
婦人科副部長
婦人科腫瘍
内視鏡手術
遠藤 雄大 助教 婦人科腫瘍
内視鏡手術
磯上 弘貴 助手 周産期 
大越 千弘 助手  周産期 
福田 冬馬 助手 周産期
骨盤臓器脱 
岡部 慈子 助手 婦人科腫瘍
佐藤 哲 助手 婦人科腫瘍 
三浦 秀樹 助手 婦人科腫瘍
加藤 麻美 助手 婦人科腫瘍
鴻地 由大 助手  産科婦人科一般
佐藤 雄翔 助手 産科婦人科一般
神 季 助手 産科婦人科一般
帆保 翼 助手 産科婦人科一般
松岡 亮 助手 産科婦人科一般
村松 七生  助手 産科婦人科一般
野村 泰久 臨床准教授 周産期
骨盤臓器脱
遺伝医学 
高橋 俊文 ふくしま子ども・女性
医療支援センター
センター長 
生殖・内分泌
内視鏡手術
西郡 秀和 ふくしま子ども・女性
医療支援センター
教授
周産期
遺伝医学
神保 正利 ふくしま子ども・女性
医療支援センター
特任教授
周産期
福島 明宗 ふくしま子ども・女性
医療支援センター
特任教授
遺伝医学

 

診療科の紹介とアピール

周産期医学

総合周産期母子医療センターにおける母子管理に重点をおき、出生前診断、胎児well-being monitoring、早産防止、重症妊婦の全身管理を主体に関連機関と協力関係を保ちながら運営されています。児の予後に与える影響は出生前からの胎児管理が重要であり、積極的なintervention(羊水あるいは臍帯穿刺による遺伝学的、生化学的評価)が行われています。近い将来には胎内における胎児治療を必要とする症例にも対応できるよう準備しています。

不妊症治療

不治といわれた重症男性因子不妊症が顕微授精法の登場により本邦でも福島県立医大で1994年に初めて成功しました。顕微授精は勿論のこと体外受精-胚移植、胚盤胞培養、胚のガラス化保存法などの治療に対応しており、さらに泌尿器科との連携により、無精子症症例精巣からの精子回収により顕微授精を行っています。

婦人科癌治療

子宮頸癌、体癌、卵巣癌、絨毛性疾患の治療を中心に診療を行っています。手術療法では臨床進行期、組織型により旁大動脈リンパ節郭清まで実施しています。婦人科腫瘍では多臓器と比較し化学療法の奏功率が良好であり、neo-adjuvant chemotherapy(NAC)の併用、taxaneを中心とした卵巣癌術後化学療法、子宮頸癌に対するchemoradiation、動注療法など対応できる状態にあります。その他、開腹をしないで子宮筋腫を縮小温存するuterine artery embolization (UAE)も現在治療のオプションとして認められており、放射線科講座との連携および国内研修により技術修得された医局員により行われています。

内視鏡治療

卵巣および子宮の良性疾患、子宮外妊娠に対して腹腔鏡下あるいは子宮鏡下に手術を行っています。器具の性能向上と術者の技術向上により、今後は慎重に適応が選ばれた悪性疾患への適応も視野にいれています。

思春期・女性専門外来

受診を躊躇う女性の患者様に対しては、気軽に相談していただけるよう女性医師による専用の外来を設けており(予約制)、他科の女性医師と連携しながら適切な治療がなされるよう協力しています。

遺伝相談外来

臨床遺伝専門医が中心となって、妊婦、妊娠前の患者様に対し、先天異常に関するカウンセリングを随時行っています。

妊娠とお薬相談外来

 「妊娠とお薬相談外来」の目的は、現在妊娠中、もしくはこれから妊娠をご希望される方に、妊娠中の薬剤使用に関する情報を提供することにあります。

 2014年4月1日以降、当大学附属病院産科婦人科外来でも、国立成育医療研究センターとの連携のもと、「妊娠とお薬相談外来」を開設しております。

 場所  福島県立医科大学附属病院 産科婦人科外来
 外来日  月曜日(祝日は除く)
 時間  15:00〜16:00  要予約
 費用  5,500円(税込み)
 妊娠とお薬相談外来
担当医
 安田 俊、福田 冬馬

具体的なご相談手順、及びお申込みに関しては下記ホームページをご参照下さい。
 国立成育医療研究センター
妊娠と薬情報センター

診療の詳細案内
病名・病態 必要な診療 当科の対応方法
●異常妊娠
切迫早産
多胎妊娠
胎児先天異常
妊娠性高血圧
(従来の妊娠中毒症)
常位胎盤早期剥離
(DIC含む)
その他
(合併症妊娠)

胎児well beingの評価
(超音波、児心拍モニタリング)
早産の予知
(超音波、早産マーカー)
絨毛羊膜炎の診断
(早産マーカー、羊水穿刺)
胎児MRI
染色体検査、FISH、遺伝子診断)
母体の全身状態評価

MFICUによる管理
子宮収縮抑制
TTTSに対する積極的羊水穿刺による
Intervention
遺伝カウンセリング
致死的先天異常の対応
他科との合同カンファランスによる連携の維持
周産期異常のすべての病態に対応可
●異常分娩・産褥
前置胎盤
帝王切開
深部静脈血栓症
その他
(合併症妊娠の産褥管理含む)

超音波、MRI
産科既往、超音波などによる適応決定
分娩監視
血液凝固系検査、超音波、CT
肺血流シンチグラム

麻酔科、小児科との連携
前回帝王切開例に対するインフォームドコンセント
理学療法、抗凝固療法による予防
循環器外科、内科との連携
すべての病態に対応可
●不妊症関連
不妊治療
子宮内膜症
子宮筋腫
性器奇形
内分泌疾患
(多のう胞性卵巣症候群含む)
不育症

基礎体温測定、子宮卵管造影
ホルモン検査、超音波
精液自動分析、染色体検査
腹腔鏡、子宮鏡
腫瘍マーカー
ホルモン検査、内分泌負荷試験
不育症スクリーニング検査

タイミング指導・排卵誘発・人工授精
体外受精-胚移植・顕微授精(精巣内精子回収による治療も可能)
凍結保存
卵管鏡下卵管形成術・腹腔鏡下卵管形成
腹腔鏡下内膜症除去術
腹腔鏡下子宮筋腫核出術
子宮形成術・造膣術(腹腔鏡含む)
遺伝カウンセリング・抗凝固療法
夫リンパ球療法
●婦人科腫瘍関連
子宮頸癌
子宮体癌
卵巣腫瘍
絨毛性疾患
性器脱

細胞診、コルポスコピー、組織診
CT、MRI、腫瘍マーカー
子宮膣部円錐切除
βhCG定量

子宮膣部円錐切除(レーザー手術)
手術療法(広汎子宮全摘出術まで)
手術療法(傍大動脈リンパ節郭清含む)
放射線療法(化学療法との併用)
抗癌化学療法(動注療法含む)
緩和ケア・子宮温存のためのケア
形成術(尿失禁には泌尿器科と共同)
子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術
●更年期・骨粗しょう症 DEXA、血清骨形成マーカー 生活指導、内服指導
●遺伝カウンセリング 染色体検査、遺伝子検査 遺伝学会認定医によるカウンセリング
●内視鏡治療 腹腔鏡下卵巣腫瘍摘出術
腹腔鏡下子宮付属器切除術
腹腔鏡補助下膣式子宮全摘出術
腹腔鏡下子宮外妊娠手術(卵管温存含む)
腹腔鏡下子宮筋腫核出術
腹腔鏡下癒着剥離術・腹腔鏡下卵巣多孔術
子宮鏡下筋腫(ポリープ)摘出術
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 産科・婦人科
外来 電話024-547-1226 FAX 024-548-3878(産婦・人科医局)
産科・婦人科学講座:http://www.fmu-og.com/