肝胆膵・移植外科
診療科部長
丸橋 繁(教授)
氏名 | 職名 | 専門分野 |
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丸橋 繁 | 主任教授 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
見城 明 | 教授 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
木村 隆 | 教授 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
石亀 輝英 | 講師 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
小船戸 康英 | 講師 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
芳賀 淳一郎 | 学内講師 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
佐藤 直哉 | 学内講師 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
千葉 裕仁 | 助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科)、救急科 |
武藤 亮 | 助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
月田 茂之 | 助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
東 孝泰 | 助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
大関 篤 | 病院助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
菅原 良太 | 病院助手 | 消化器外科(肝胆膵・移植外科) |
私たちの診療の基本は、理論に基づく適切な治療を安全かつ確実に患者さんに提供する事であります。ガイドラインがある場合はそれに準拠し、ガイドラインがない場合でも我が国における標準的治療法を提供するようにしています。患者さん、ご家族はいろいろな悩みや不安を抱えて受診されますので、丁寧かつ親切に応対し、患者さん本位の納得できる医療、きめ細やかな医療を提供できるように努めています。
肝胆膵・移植外科では、難治性である肝胆膵領域がん、良性腫瘍、そして肝移植、膵移植に取り組んでいます。
早期のがんや良性疾患に対する手術に際しては、傷を小さくした、患者さんにやさしい腹腔鏡下手術(腹腔鏡下肝切除、膵切除)を積極的に行っています。一方、進行したがんに対しては、標準的手術や拡大手術を行っていますし、外科治療だけでなく、化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療などの治療法を組み合わせた、集学的治療にも取り組んでいます。
臓器移植の分野では、令和5年3月末の段階で73例の生体部分肝移植を行っています。平成28年9月には、新たに脳死肝移植実施施設として認定され、5例の脳死肝移植を実施しました。また、脳死膵臓移植の実施認定施設として、平成13年7月以来、8例の膵腎同時移植を施行しました。膵島移植では膵島移植実施施設として認定され、東北・北海道で初の膵島移植を実施しました。
● 診療の詳細案内
病名・病態 | 必要な診療 | 当科の対応方法 |
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肝がん(原発性・転移性)、肝良性腫瘍 | 血液検査、腹部CT、MRI検査、腹部超音波など | 腹腔鏡下肝切除、開腹肝切除を行っています。高度進行がんに対する放射線治療や化学療法を併用した集学的治療にも取り組んでいます。 |
胆道がん (胆管がん、胆嚢がん、 乳頭部がん) |
血液検査、腹部超音波検査、MRCP、ERCP、造影CT、PET−CT検査 | 病態に応じて門脈塞栓療法を組み合わせたり、肝臓へ繋がる血管(動脈や門脈)を一緒に切除し再建したりすることにより根治性の高い切除を目指しています。 |
膵がん、膵腫瘍 | 血液検査、腹部超音波検査、MRCP、EUS−FNA、腹部CT、PET−CT検査など | 膵良性腫瘍に対しては、腹腔鏡下膵切除を行っています。膵がんに対しては術前化学療法と放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っています。 |
肝移植、膵移植 | 血液検査、腹部超音波検査、造影CT、MRI検査、HLA検査、肝生検、消化器内視鏡検査など | 末期肝硬変や劇症肝炎に対する肝移植(脳死肝移植(平成29年1月から)、生体肝移植)、I型糖尿病に対する脳死膵臓移植を行っています。 |