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病理診断科

スタッフ紹介

部長
橋本 優子(教授)
氏名 職名 専門分野
橋本 優子 教授 血液病理学、乳腺病理学
喜古 雄一郎 助教 血液病理学、乳腺病理学
鈴木 エリ奈 助教 婦人科病理学
川名 聡 助教 血液病理学
山田 匠希 助教 血液病理学
岡 佑香 助手 血液病理学
小林 靖幸 助手 外科病理学

 

診療科の紹介とアピール

 検査部、輸血・移植免疫部と連携してISO 15189の認定を受け、質の高いサービスの提供を目指しています。


業務内容

 病理形態学的検査を主に行っています。診療に直接関わる通常検査業務(1.病理組織診断、2.手術中の迅速診断、細胞診等)と、生前診療についての評価資料を提供する病理解剖業務があります。

○通常検査業務

1)病理組織診断:生検材料・手術材料の標本作製・検鏡による診断を行います。必要に応じ、特殊染色・免疫組織化学染色・電子顕微鏡検査などを用い、詳細診断を行っています。

2) 手術中の迅速診断:組織診(凍結切片法)・細胞診の迅速検査と診断により、手術中の術式の選択・変更や切除範囲が決められます。病理診断医・執刀医との連絡が迅速・円滑に行われる様、手術室と病理部双方に、手術野・顕微鏡画像モニターが設置されています。

3)細胞診検査:喀痰・尿・体腔液および病変から直接吸引された検体中の、主として悪性細胞の有無を調べ、悪性腫瘍のスクリーニング・早期診断を行います。

○病理解剖業務

病屍体の解剖とその組織標本作製・検鏡により、生前診断や治療効果を検証し、死因、疾病の本態の究明を行います。また特殊感染症例の解剖に対応可能な、感染症専用解剖室が設置されています。福島県内の常勤病理医のいない医療機関からの病理解剖も受け入れています。

○資料の保管及びその使用・貸出について

生検・細胞診・解剖例の標本は10年間保存、包埋ブロックは永久保存で、診療・研究・教育のために、必要に応じ貸出を行っています。解剖臓器は5年間保存されます。

特徴・特色

○病理部門オーダリングシステムの利用
  電子カルテ上の病理部門オーダリングシステムの利用により、履歴を容易に閲覧でき、精度管理や診断に役立てています。また標本貸出に加え、肉眼像・光顕像などの画像も適宜、抽出することが可能です。

○科内検討会
  複数病理医で、毎日生検・手術例全例について検討会を行い、質の高い診断を目指しています。また解剖全例につき、検討会を定期的に行っています。

○院内検討会
  各診療科との定期的な検討会を積極的に行っています。検討会を行っている主な診療科は消化器内科、腎臓・高血圧内科、小児腫瘍内科、呼吸器外科、乳腺外科、脳神経外科、整形外科などです。また、初期臨床研修医のCPC(Clinico-PathologicalConference:臨床病理検討会)にも参画しています。

公立大学法人福島県立医科大学附属病院 病理部
電話024-547-1527   FAX 024-548-1090