平成28年度 会津医療センター附属 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 40 69 133 210 478 1096 1105 898 166
●年齢階級別退院患者数は、当院を退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計したものです。
●60歳以上の患者さんの利用が多く、全体の77.8%を占めております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 13.85 17.95 0.00 80.54
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 12 10.00 12.43 0.00 84.67
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし - - 19.24 - -
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 21.25 - -
0400801499x003 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なしA-DROP スコア3 - - 17.43 - -
●総合内科では、内科系の病気の初期治療や総合的に診療することを担当しています。対象となる病気は幅広く、内科全般にわたります。
●入院の症例としては、心不全や急性腎盂腎炎、肺炎等の症例が多くなっております。
●個人情報が特定できないようにするために、患者数10未満の数値は「-」と表示しています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 72 4.11 5.51 0.00 61.56
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 50 3.22 7.82 0.00 67.06
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 41 2.93 3.06 0.00 70.00
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 28 15.64 17.95 3.57 80.68
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 3.62 4.71 0.00 66.48
●循環器内科では、頻脈性不整脈(動悸が主な症状です)に対する症例が最も多く、第1位には経皮的カテーテル心筋焼灼術の症例、次いで第2位には電気的除細動による治療の症例が続きます。
●また、狭心症診断のための心臓カテーテル検査入院や、狭心症に対する経皮的冠動脈形成術・経皮的ステント留置術の症例も多くなっております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 輸血なし リツキサンあり 副傷病なし 92 22.29 16.83 0.00 68.99
130010xx97x2xx 急性白血病 輸血あり 化学療法あり 48 37.25 41.96 0.00 59.58
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 輸血なし トレアキシンあり 副傷病なし 31 13.84 14.53 0.00 66.61
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 輸血なし 化学療法あり 副傷病なし 30 26.50 17.63 0.00 66.33
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 輸血あり リツキサンあり 副傷病なし 15 55.13 34.90 13.33 68.87
●血液内科では、非ホジキンリンパ腫や急性白血病に対する化学療法の症例が大多数を占めております。
●これらの化学療法の症例は、使用する薬剤や入院中の輸血の有無によって分類されており、当院では、非ホジキンリンパ腫に対するリツキサンを使用した化学療法を最も多く実施しております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 90 9.31 11.06 13.33 78.07
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 89 11.46 9.02 3.37 73.43
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 5.93 10.41 3.70 73.20
060060xx97100x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 32 13.59 16.26 9.38 82.72
060340xx99x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 7.15 9.93 0.00 74.81
●消化器内科では、胆管結石に対する内視鏡治療の症例が最も多く、次いで早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の症例が多くなっております。
●また、膵癌診断のための超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)の症例や胆管癌に対するステント留置術等の症例も多くなっております。
糖尿病・内分泌代謝・腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし インスリンあり 副傷病なし85歳未満 19 13.68 14.61 0.00 57.63
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 10.69 12.84 0.00 65.31
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし インスリンあり 副傷病あり85歳未満 11 14.45 16.31 0.00 67.82
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 13.78 - -
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし85歳未満 - - 11.48 - -
●糖尿病・代謝・腎臓内科の入院症例は、糖尿病の患者さんに対してインスリンを導入する際の教育入院や血糖コントロール目的の入院が大多数を占めております。
●また、腎不全の患者さんに対する蛋白制限や栄養指導のための教育入院も行っております。
●個人情報が特定できないようにするために、患者数10未満の数値は「-」と表示しています。
感染症・呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 30 15.90 19.92 10.00 73.67
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 15 3.87 3.68 0.00 70.73
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 化学療法あり 副傷病なし - - 12.35 - -
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 21.25 - -
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 13.85 - -
●感染症・呼吸器内科では、間質性肺炎の症例が最も多くなっております。
●次いで、肺癌診断のための検査入院の症例や、肺癌に対する化学療法の症例が多くなっております。
●個人情報が特定できないようにするために、患者数10未満の数値は「-」と表示しています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 42 16.07 17.65 0.00 70.24
060020xx99x30x 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 28 4.89 6.88 0.00 68.18
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 27 6.11 6.82 0.00 63.41
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 16 24.38 20.58 0.00 68.88
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 7.63 7.61 0.00 63.50
●外科では、胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術の症例や、胃癌に対する化学療法、また胆嚢結石症に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術の症例が多くなっております。
●また、DPC対象外症例のため上記の表には掲載されておりませんが、鼠径ヘルニアの症例も非常に多く、鼠径ヘルニア手術(開腹)の症例が51件、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の症例が43件となっております。
小腸・大腸・肛門科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし アバスチンあり 副傷病なし 61 3.30 4.41 0.00 65.57
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 12.67 15.92 6.12 70.51
060100xx03xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 46 5.85 7.38 0.00 70.20
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし アバスチンあり 副傷病なし 34 3.76 4.48 0.00 57.26
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし 19 5.79 9.19 0.00 65.53
●小腸・大腸・肛門科では大腸ポリープに対する内視鏡的ポリープ粘膜切除術の症例を最も多く扱っており、平成28年度は112件の実績がありました。ただし、5日以内に退院した分についてはDPC対象外症例となるため、上記の表には掲載されておりません。
●それ以外の症例では、直腸肛門や結腸の悪性腫瘍に対する化学療法(使用薬剤:アバスチン)の症例や、結腸の悪性腫瘍に対する悪性腫瘍切除術、大腸線腫等に対する粘膜下層剥離術(ESD)等が多くなっております。
整形外科・脊椎外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 100 19.43 22.55 4.00 67.19
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 82 4.51 6.92 0.00 69.87
070350xx01xxxx 椎間板変性、ヘルニア 内視鏡下椎間板摘出(切除)術等 44 11.00 10.90 0.00 46.95
070350xx97xxxx 椎間板変性、ヘルニア その他の手術あり 43 14.07 17.07 2.33 57.49
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 36 22.69 24.42 8.33 64.97
●整形外科では、脊柱管狭窄症に対する症例が最も多く、第1位には脊椎固定術や椎弓形成術・椎弓切除術等の手術症例、次いで第2位には、神経ブロック注射を行った症例が続いております。
●また、椎間板ヘルニアに対する椎間板摘出術も多く実施しております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 31 4.42 5.24 0.00 65.26
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 29 6.62 7.47 0.00 57.28
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 15 5.33 5.50 0.00 41.33
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 14 7.79 8.12 0.00 31.21
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 12 5.67 9.36 0.00 35.50
●耳鼻咽喉科では、前庭機能障害(めまい)の症例が最も多く、次いで慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下副鼻腔手術の症例が多くなっております。
●また、扁桃周囲膿瘍や、慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃摘出術の症例、慢性化膿性中耳炎や中耳真珠腫対する鼓室形成術の症例等も多くなっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 139 23 83 12 24
大腸癌 35 43 63 133 66
乳癌
肺癌 23 23
肝癌 11
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
●現在、日本で最も罹患率の高い5つの癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)の病期(stage)ごとの症例数を集計したものです。
●癌の症例数を調べることで、その病院がどの程度がん治療に積極的かを知ることができます。
●また、病期分類別にみることで、その病院の診療の幅広さを知ることができます。
●当院の患者数としては、大腸癌が最も多くなっており、次いで胃癌、肺癌、肝癌の順となっております。
●当院では、内視鏡的治療、手術、抗癌剤治療、緩和ケア治療等、患者様に合わせた治療を選択し、総合的に管理しております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 7.71 61.71
中等症 48 13.81 79.04
重症 11 17.91 89.00
超重症 6.60 89.60
不明 0.00 0.00
●集計期間中に退院した肺炎の患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
●市中肺炎とは、普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
●この集計での成人とは、15歳以上の患者さんを指します。
●軽症の患者さんの平均年齢が61.71歳であるのに対し、重症以上では平均年齢が80歳を超えており、市中肺炎は年齢が上がるごとに重症化していることが分かります。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - 6 7.67 66.33 0.00
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 - 5 19.60 77.00 40.00
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -
●脳梗塞等の分類にあたる患者さんをICD10コード別に集計しました。
●ICD10コードとは、「国際疾病統計分類」に基づいて病名を分類しコード化したものです。
●当院では、脳梗塞の治療を専門とする脳神経外科がないため、脳梗塞の患者さんの数は少なくなっております。
●患者様が検査の結果脳梗塞と診断された場合、状態によっては近隣の専門医療機関への転院していただくなど、地域での連携を強化しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 41 1.00 2.10 0.00 65.73
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 31 1.13 2.00 0.00 56.03
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 20 1.55 1.25 0.00 67.30
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 18 2.56 7.22 11.11 75.72
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) - - - - -
●循環器内科では、頻脈性不整脈(動悸が主な症状です)に対する経皮的カテーテル心筋焼灼術の症例が最も多くなっております。
●また、狭心症に対する経皮的ステント留置術の症例も多くなっております。
●個人情報が特定できないようにするために、患者数10未満の数値は「-」と表示しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 88 2.00 8.57 3.41 73.42
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 74 2.36 8.65 13.51 79.91
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 37 3.54 6.95 8.11 75.27
K654 内視鏡的消化管止血術 28 3.39 9.61 14.29 76.25
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 17 0.94 13.06 5.88 78.71
●消化器内科では、早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の症例が最も多くなっております。
●次いで、胆管結石等に対する内視鏡的胆道ステント留置術や、内視鏡的乳頭切開術の件数が多くなっております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 51 1.25 2.75 0.00 69.61
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 44 1.45 4.57 0.00 63.95
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 43 1.02 3.09 0.00 61.95
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 21 1.43 12.76 0.00 71.29
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 16 2.13 17.75 0.00 68.19
●外科では、鼠径ヘルニアに対する開腹手術、腹腔鏡下手術の件数が最も多くなっております。
●次いで、胆嚢結石症や胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術や胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術が多くなっております。
小腸・大腸・肛門科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 86 0.73 2.19 0.00 69.73
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 54 0.87 4.17 0.00 70.11
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 42 2.93 8.67 7.14 71.07
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 26 0.27 1.73 0.00 67.50
K7434 痔核手術(脱肛を含む)(根治手術) 17 0.18 5.24 0.00 56.76
●小腸・大腸・肛門科では大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術を最も多く実施しております。
●また、早期の大腸癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や、結腸の悪性腫瘍に対する腹腔鏡下手術も多く実施しております。
整形外科・脊椎外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 103 2.64 16.86 4.85 67.84
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 59 1.81 19.41 11.86 69.81
K134-22 内視鏡下椎間板摘出(切除)術(後方摘出術) 44 2.00 8.00 0.00 46.95
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 34 2.21 13.65 5.88 69.09
K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) 33 2.24 10.64 0.00 56.82
●整形外科では、脊柱管狭窄症に対する脊椎固定術や椎弓切除術・椎弓形成術が最も多く、次いで、椎間板ヘルニアに対する椎間板摘出が多くなっております。
●人工関節置換術は全体で59件実施しておりますが、その内訳は股関節が35件、膝関節が24件となっております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 19 1.00 3.53 0.00 37.84
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 13 1.00 6.15 0.00 31.08
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 12 1.33 4.83 0.00 61.25
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) - - - - -
●当院では慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術を多く実施しておりますが、この手術には1型~5型まで5種類の術式が存在するため、集計するとそれぞれの種類にわかれてしまいます。
●上記の表ではこのうちの3型の術式があがっておりますが、実際にこの内視鏡下鼻・副鼻腔手術全体としてみると、平成28年度1年間での実施件数は合計で32件となります。
●その他、慢性化膿性中耳炎や中耳真珠腫対する鼓室形成術や、慢性扁桃炎に対する口蓋扁桃手術(摘出)も多く実施しております。
●個人情報が特定できないようにするために、患者数10未満の数値は「-」と表示しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 4 0.10
180010 敗血症 同一 13 0.31
異なる 10 0.24
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.02
異なる 1 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 24 0.57
異なる 3 0.07
●医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなり得ないものの、少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示したものです。
●入院の包括請求の対象となる病気(DPC病名)と、入院の契機となった病気(入院契機病名)が同一か異なるかで集計をしております。
●「同一」ということは、ある病気の診療目的で入院して、その病気の治療を行ったということを表します。
●一方「異なる」ということは、ある病気の診療目的で入院したが、併発していた、もしくは入院中に発症した違う病気(この指標の場合は、DIC(播種性血管内凝固症候群)や敗血症、手術・処置等の合併症)による治療が主だったものになってしまったことを表します。
●当然発生率が低い方が良いのですが、免疫力が低下しているときに合併して発生することが多いため、コントロールが困難な症例と言えます。
更新履歴
H29.9.28
平成28年度会津医療センター附属病院病院指標を公開しました。